患者減り物価は高騰「病院経営に冬の時代」◆Vol.1
スペシャル企画
2024年12月18日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
人口減少やコロナ禍、診療報酬改定を経て、地方の公立・公的病院の経営がかつてない危機に瀕している。コロナ関連の補助金が激減した2023年度決算で大幅な赤字を計上する病院が続出。診療科の縮小や病院の再編統合に向けた動きも相次ぐ。新潟県では、JA新潟厚生連が2024年度決算で53億円、県病院局が39億円の赤字を見込み、ともに2025年度にも資金ショートの恐れが出るなど、再編統合が急務となっている。今、病院経営に何が起こっているのか、現場にどのような影響を及ぼしているのか、実情を探った。(新潟編は全5回掲載)...
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