「死因の断定は難しいが、肺炎が関与か」元病理学教授
レポート
2024年12月13日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれている2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した「東京女子医大事件」の公判は、12月13日の第20回公判で関係者への尋問が一巡し、同公判の途中から専門家への尋問が始まった。被告医師の代理人から病理解剖に関する意見照会を受け、回答書を作成した元病理学教授(病理専門医)は、「病理学的に死因を断定するのは難しい」と断りつつ、「肺炎が関与したことが考えられる」と証言した。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。