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PRIS「因果関係が医学的に断定されたものは一つもなかった」、被告医師

レポート 2024年12月12日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

 2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の12月12日の第19回公判で、被告人の一人、小谷透医師への質問が第18回公判に続いて行われ、プロポフォール注入症候群(PRIS)に関しては、プロポフォールの投与そのものや投与期間・投与量と死亡について、「因果関係が医学的に断定されたものは一つもなかった」と証言した。...