衆院比例選、開業医では立民が自民上回る◆Vol.1
レポート
2024年11月2日 (土)
小川洋輔(m3.com編集部)
10月の衆院選で自民・公明両党が大きく議席を減らし、過半数を割り込んだ一方、立憲民主党や国民民主党が議席を大幅に伸ばした。m3.com会員に比例選の投票先を尋ねたところ、開業医で立民が34.1%を占め、自民(27.2%)を上回った。勤務医では自民が25.5%と最多だったが、立民(23.1%)と拮抗し、国民も18.5%に上った。選択肢が異なるため単純に比較はできないが、2021年10月の前回衆院選では開業医・勤務医とも傾向に大きな差はなく、自民が立民の2倍に上っていた。政治とカネを巡る自民への逆風に加え、開業医の間では「保険証の存続」を公約に掲げた立民への期待が高まった可能性がある。調査は衆院選直後の10月28日から31日にかけて実施した。...
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