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「抜管まで数日かかると分かっていたら、プロポフォール選択せず」

レポート 2024年10月3日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

「東京女子医大事件」の10月3日の第16回公判で、事件当時、中央ICUに勤務、助教の立場だった麻酔科医への尋問が行われ、プロポフォールは添付文書上、「小児の集中治療における人工呼吸管理の鎮静には禁忌」であるものの、メリットがデメリットを上回る場合には医師の裁量で使用可能であり、本件の場合もそれに該当するとの考えを述べた。ただし、当初は投与開始の翌日には抜管できる見通しでその間の鎮静目的だったが、「最初から抜管まで数日かかると分かっていたら、プロポフォールを選択しなかったと思う」とも答えた。...