在宅医以外も知るべき『家で死ぬということ』
オピニオン
2024年10月12日 (土)
松永正訓(開業医・ノンフィクション作家)
多死の時代を迎えて、医師が人生や終末に関わる機会が非常に増えていると言えるでしょう。ただ、同時に死に関する医師の役割分担も進んでいます。私が30代だった頃、大先輩の外科医から「がんの手術をした数だけ、患者を看取ることになる」と言われたことがあります。確かに以前は、がんの生存率は低かったし、患者は手術した病院で最後は亡くなっていました。...
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