医師27.3%、カスハラ理由に診療拒否したことある◆Vol.10
医師調査
2024年9月29日 (日)
小川洋輔(m3.com編集部)
応招義務を巡り、厚生労働省は診療の求めに応じないことが正当化されるケースとして「患者と医療機関・医師・歯科医師の信頼関係」を考慮要素に挙げている。カスハラなどによって患者と医師が信頼関係を構築できない場合、診療拒否をする正当な事由となり得る。m3.com医師会員に対する調査では、開業医の23.4%、勤務医の28.5%、合計で27.3%が「カスハラを理由に診療を拒否したことがある」と答えた。その理由としては、「刃物を持っていた」「暴言、威嚇、唾を吐きかける行為があった」など、医師の安全を脅かす事例が多数寄せられた。...
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