新型コロナワクチン、健康被害救済申請1万件超の審査終了
レポート
2024年9月9日 (月)
小川洋輔(m3.com編集部)
厚生労働省は9月9日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(部会長:脇田隆字・国立感染症研究所長)で、新型コロナウイルスワクチンを巡る健康被害救済制度について、8月30日までに1万222件の審査を終えたと報告した。一時は未処理の申請が4000件以上あったが、審査会の開催頻度を上げるなどして、現在は1600件程度に減っている。厚労省は今回の対応を踏まえ、申請が急増した際には体制を強化することを予防接種基本計画に盛り込む方針だ。(資料は厚労省のホームページ)...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。