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新型コロナワクチン3224万回分供給へ、2024年度

レポート 2024年9月3日 (火)  小川洋輔(m3.com編集部)

厚生労働省は9月2日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会(部会長:伊藤澄信・順天堂大学革新的医療技術開発研究センター特任教授)で、2024年度(2024/2025シーズン)のワクチン供給量の見込みについて、新型コロナウイルス感染症が3224万回分、季節性インフルエンザが2734万本だと報告した。高齢者らを対象とした定期接種となる新型コロナは、自己負担がなかった前年度の特例臨時接種での全世代での接種回数(2846万回)を超える流通量となる。インフルエンザは前年度(3135万本)より400万本ほど減るが、10月3週には過去3年間の年間平均使用量(2532万本)を上回る流通量を確保する。うち130万本が経鼻ワクチンとなる(資料は厚労省のホームページ)。...