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59床で常勤医9人、ダビンチは累計1900件超す - 新村友季子・医療法人真栄会理事長◆Vol.1

スペシャル企画 2024年10月5日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 JR鹿児島中央駅から徒歩3分という駅前の好立地に立つ、にいむら病院(鹿児島市)は、59床と小規模ながら、年間の手術件数が1500件を超す泌尿器専門病院だ。2021年4月1日には、前立腺がんの専門病院として鹿児島県がん診療指定病院の認定を受けた。  2代目の新村友季子氏は2015年4月、41歳の時、父・研二氏の勇退に伴い理事長に就任した。今は院長で弟の眞司氏と二人三脚で病院運営に当たる。研二氏の時代の2013年8月には鹿児島県初のダビンチを導入、その後も小規模ながら泌尿器科医療の最先端を走る。  新村氏はいったん文系の大学を卒業、大学院在学中に医学部進学を決めた。今は「医師が天職ではないかと思っている」と朗らかに語る友季子氏だ。...