臨床研修、医師少数県との「広域連携型プログラム」を了承

厚生労働省の医道審議会医師分科会医師臨床研修部会（部会長：國土典宏・国立国際医療研究センター理事長）は7月24日の2024年度第2回会議で、東京都など「医師多数県」の基幹型病院の研修医が、「医師少数県」などの協力型病院で24週程度研修する「広域連携型プログラム」について議論した。厚労省が2026年度のプログラムの対象人数を「医師多数県の募集定員上限の5％以上」とし、準備が整わず5％分のプログラムを作成できなかった場合に作成できたプログラムのみで運用する経過措置を設ける案を示し、部会が了承した（資料は厚労省のホームページ）。...