医療機関が17領域・40疾患の対応有無など報告、かかりつけ医機能

厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」（分科会長：永井良三・自治医科大学学長）は7月19日の第8回会議で「議論の整理（案）」について議論、厚労省案をおおむね了承した。「かかりつけ医機能が発揮される制度」は医療機能情報提供制度の刷新、かかりつけ医機能報告制度の創設、患者等に対する説明という3つの大枠から成り、「特定機能病院と歯科医療機関を除く、病院・診療所」は2025年度以降に毎年度、17診療領域・40疾患の一次診療の対応有無などを都道府県に報告することになる（資料は同省のホームページ）。この日の会議で出た意見の反映など小さな修文を分科会長一任とし、近く公表する。...