コロナ禍で課題目立った「検査」「リスコミ」など追加

感染症対策の行動計画とは？ 　政府は7月2日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の教訓を踏まえた新たな感染症対策の行動計画を閣議決定しました。正式名称は「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」で、2009年の新型インフルエンザの流行を受けて、2013年に策定されました。感染症が発生した際の感染拡大を抑制するとともに、生活・経済への影響を最小限にとどめるよう、行政や研究機関の行動指針を定めたものです。2017年に一部改定されましたが、今回は、新型インフルエンザ等対策推進会議での10カ月にわたる議論を経て、初めて内容を抜本的に改定し、分量も従来の89ページから224ページへと倍以上に増えました。...