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2病院統合で400床の急性期病院が誕生、済生会新潟県央基幹病院

レポート 2024年6月10日 (月)  小川洋輔(m3.com編集部)

新潟県の中央に位置する県央医療圏は、救急車の4台に1台が他の医療圏に搬送されるなど、医療のひっ迫が深刻だ。若手医師も減り続け、「県央に基幹病院を作るのはもう難しいのではないか」とも言われていた。2024年3月1日、そんな地域の医療を救うべく新たな急性期病院「済生会新潟県央基幹病院」(400床)が誕生した。県立燕労災病院(300床)とJA新潟厚生連三条総合病院(199床)の2病院の統合および公立3病院の急性期機能を再編統合して、救急患者の受け入れと専門医療の提供を強化。住民の大きな期待を背負い、診療を開始している。...