「オレは教えない」が口癖の教授、唯一の教えは
オピニオン
2024年5月19日 (日)
松永正訓(松永クリニック小児科・小児外科 院長)
ぼくが小児外科医になったときの教授は、今は亡き高橋英世先生だった。豪放磊落という言葉がぴったりで、どこから見ても外科の教授という佇まいだった。千葉大医学部の学生の間では「赤鬼」と呼ばれていた。酒さで顔が赤かったから。教授は雲の上の存在で、この当時の研修医は、風に吹かれて舞っている紙切れのような存在だったので、会話することはめったになかった。...
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