3疾患、単なる削除にあらず、新しい受け皿を用意 - 長島公之・日医常任理事に聞く◆Vol.3
インタビュー
2024年5月9日 (木)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――今改定で、特に内科系診療所への影響が大きいのは、特定疾患療養管理料から糖尿病、脂質異常症、高血圧の3疾患を除外し、生活習慣病管理料(II)を新設したことです。生活習慣病がターゲットになったのはどのような理由でしょうか。
先ほどご紹介した(2023年12月20日の)厚労大臣と財務大臣との大臣折衝で、診療報酬の改定率だけではなく、「生活習慣病を中心とした管理料、処方箋料の再編等の効率化・適正化としてマイナス0.25%」と具体的内容まで指定されてしまったことが全てです。なぜそうなったのかは、むしろ私が知りたいくらいです。...
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