特定疾患療養管理料再編「ずっと問題視してきた」-松本真人・健康保険組合連合会理事に聞く◆Vol.3
インタビュー
2024年4月24日 (水)
聞き手、まとめ:水谷悠(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)
――今回もう一つ大きかったのは特定疾患療養管理料の再編です。松本理事が2023年12月8日の中医協総会で主張され、最終的にそのような形になりましたが、どのように受け止めていますか。
我々としてずっと問題視してきた内容です。歴史的な経緯や併算定の状況など、全部をつまびらかにした成果でもあると思っています。対象となった脂質異常症、高血圧症、糖尿病の3疾病は患者数も非常に多いですし、患者自身も治療に積極的に意識を持って参画していく流れになっていかなければなりませんから、受け皿となった新設の「生活習慣病管理料(II)」では療養計画書に基づいてDXを利用しながらしっかりと治療管理を行っていだたくということで、特定疾患療養管理料と生活習慣病管理料を再編していただきました。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。