財政審「診療所の報酬単価5.5％程度引き下げを」

財務省の財政制度等審議会（会長：十倉雅和・住友化学代表取締役会長）は11月20日、2024年度の予算編成に向けた建議を取りまとめ、「診療所の極めて良好な経営状況」などを理由に診療所の報酬単価を5.5％程度と大幅に引き下げるよう求めた。診療報酬本体についても「マイナス改定とすることが適当」とした。鈴木俊一財相への手交後、記者会見に臨んだ増田寛也・財政制度等分科会長代理は、診療報酬の本体部分の改定率について「1％マイナス」を求める考えを示した（資料は財務省のホームページ）。...