マイナトラブル対応「コロナ並みの臨戦態勢で」岸田首相
レポート
2023年6月21日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
マイナンバーカードの保険証利用などを巡るトラブルが続出する中、岸田文雄首相は6月21日、マイナンバー情報総点検本部の初会合で、「デジタル社会への移行のためには、国民の信頼が不可欠である。政府を挙げてコロナ対応並みの臨戦態勢で、国民のマイナンバー制度に対する信頼を1日も早く回復すべく、全力を尽してほしい」と関係省庁に指示した。 マイナンバーカードの保険証利用を巡っては、保険者でのミスなどによって他人の情報と紐付けられる事例が7372件判明しており、うち10件では薬剤情報などが閲覧されている。厚生労働省は全ての保険者に対し点検を要請しており、6月中に作業状況、7月中に点検結果の報告を求めている。 総点検本部はデジタル庁に置かれ、厚労省や総務省などが連携する。 初会合では、保険証に限らず、マイナポータルで閲覧できる全ての情報について、紐付けの方法を7月中に点検することを決めた。氏名・住所・性別・生年月日の4情報全てで照合していないケースが発覚した場合、当該データが正しく紐付けられているかを調べる。調査は今秋までに実施することとし、8月末には中間報告をまとめる。 岸田首相は、河野太郎デジタル相...
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