術前治療なら「効果」を判定できる、有効例には術後治療不要?
オピニオン
2022年3月6日 (日)
國頭英夫(日本赤十字社医療センター化学療法科)
非小細胞肺癌(NSCLC)もまた、完全切除後の再発の率が高いため、切除の後の状態に対して長らく術後治療が検討されてきた腫瘍です。現在の「標準」は、術後照射の意義は否定的、リンパ節転移のあるもの(p-N1・N2)に対してはプラチナ(シスプラチン)ベースの化学療法、となっています。リンパ節転移がないもの(p-N0)で腫瘍径が2cmを超えるものについて、日本ではUFT(テガフール・ウラシル配合剤)の意義が一連の臨床試験で「証明」されていますが、欧米では追試もなく、事実上無視されています。...
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