視神経や脊髄に炎症が起こり、多様な症状が現れる「視神経脊髄炎スペクトラム障害」(NMOSD)。患者さんの約9割は女性ですが、ステロイド治療によるムーンフェイスや肌荒れなどのコスメティックな影響でメイクやファッションを楽しむことが難しくなる場合があります。今回「CaNoW」(※)では、3人の患者さんにお集まりいただき、メイクアップやスタイリングでご自身のなりたい姿にドレスアップし、写真撮影を楽しんでいただきました。また、NMOSDの特徴や治療などについて、千葉大学医学部附属病院 脳神経内科の鵜沢顕之先生(写真、左から二人目)に解説していただきました。先生は、NMOSDの治療は再発ゼロのその先、患者さんのQOL/ADLの維持・向上を目標にした治療戦略が必要と話します。2024年9月25日・オンラインにて取材...