米テキサス州ヒューストンで、ライドシェアサービス(Uber)の利用と自動車事故外傷および飲酒運転有罪判決との関連を検討すべく、2007-19年にコホート研究を実施。自動車事故外傷2万3491件、飲酒運転有罪判決9万3742件、Uber乗車2400万件超を解析した。 その結果、2014年2月のUber導入後、多発時間帯(金曜と土曜の夜)の自動車事故外傷が23.8%減少した(1時間当たりの外傷発生数が平均0.26件から0.21件へ減少)。Uber展開後の自動車事故外傷の発生率比は指標乗車1000件当たり0.33(95%CI 0.17-0.67)だった(P=0.002)。ライドシェアの利用で、2014年1月から2019年12月の飲酒運転有罪判決がその地域で有意に減少した(発生率比0.76、95%CI 0.73-0.78、P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投...
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