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アトピーの重症度と活動性が死亡リスクと関連

2021年2月23日  専門誌ピックアップ

1998-2016年の英国統計局の病院エピソード統計および入院データやプライマリケア電子保健医療記録などを用いて、成人期のアトピー性皮膚炎と死亡率の関連を住民対象コホート研究で検討。アトピー性皮膚炎患者52万6736例とマッチさせたアトピー性皮膚炎でない256万7872例を比較した。 その結果、アトピー性皮膚炎患者では限られた科学的根拠ながら全死因死亡率の危険度の上昇が見られ(ハザード比1.04、99%CI 1.03-1.06)、感染性、消化性および泌尿生殖器を原因とする死亡率にはやや強い関連(8-14%の危険度の上昇)が見られた。全体の死亡率が低いため絶対スケールの差はわずかだったが、死亡リスクは湿疹重症度、活動性とともに顕著な上昇が見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...