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壊死物質か喀血を吸い込み、ARDSを発症か【解説】

2021年10月3日  日本医療機能評価機構

 医療事故の再発防止を目的に、過去の医療事故情報やヒヤリ・ハット事例(※)から原因や対策を知る「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」シリーズ。今回は「術前に農協による壊死物質か喀血を吸い込み、ARDSを発症した疑いがある」事例を取り上げます。 ※出典:公益財団法人 日本医療機能評価機構の「医療事故情報収集等事業」 ※事例は「喀血」のキーワードが含まれる事例から掲載。 【事故の程度】 死亡 【発生場所】 その他 HCU 【関連診療科】 呼吸器外科 【患者】 入院/1人/70歳代 (男性) 【疾患名】 左慢性膿胸術後 喀血 【当事者】 医師(26年6カ月) 【事故の内容】 1.50年前、胸壁冷膿瘍に診断で治療(SM PZAなど)。 2.4年前、喀血。 3.3年前、右上葉肺癌にて腋窩切開、右上葉S1区域切除。 4.2年前、喀血再燃。 5.1年前、他院AにてBFS施行。左下葉より出血しBAE施行。1カ月後、BAE施行。再度喀血を認め、2カ月後、BAE施行(ゼラチンスポンゼル使用、右BA、左BA...