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RSウイルス感染症――予測できなかった2021年の流行時期【時流◆小児感染症は増えるか?】

2021年8月3日  時流

長崎大学小児科学教授の森内氏。  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、徹底した感染対策が行われ、2020年のCOVID-19以外の感染症発生数は激減した。しかし、感受性のある子どもの割合が増えたことで、次の流行では爆発力が強くなると予想されている。小児感染症の専門家である森内浩幸氏(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児科学教授)に、今後の小児感染症の動向について語ってもらうシリーズ、第2回は2021年に入り流行が拡大しているRSウイルスについて聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・末冨聡/2021年5月6日取材、全4回連載) 誰も予想できなかった2021年のRSウイルス流行 ――現在、RSウイルス感染症が流行していますが、その流行状況についてお教えください。  RSウイルスは過去数年、夏から秋にかけて流行していましたが、2020年はほとんどの地域で流行が起こりませんでした。しかし、流行時期がずれる形で、じわじわと流行が広がってきています。  まず、2020年の秋に沖縄、鹿児島で流行が始まりました。2021年の1月にな...