男性性被害の誤解を解き、健康回復と証拠保全のため早期受診を促したい
男性の性被害者を支援する山田浩史氏(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院泌尿器科副部長)が1月31日、富山県医師会が富山市で開いた「性暴力被害者への医療・司法対応研修会」で講演した。山田氏は男性の性被害が日常的に起きており、長期にわたり根深い影響をもたらすと強調し、長期的な精神的・社会的支援が必要であると訴えた。また、“性被害に遭うのは女性”など社会の先入観や誤解によって、男性の性被害が潜在化していることを懸念し、心身の健康回復と証拠保全のために、早期受診を促す必要があるとした(ライター・永野拓紀子)。...
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