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帯状疱疹の疼痛に対する薬の使い方

2025年2月21日  診断と治療社

VI 帯状疱疹の治療 Question 42 急性期痛の治療は? Tips NSAIDs vs. アセトアミノフェン ステロイド使用の実際と注意点 急性期痛が強いときは? Answer 1 NSAIDs vs. アセトアミノフェン  帯状疱疹の急性期の痛みは主として侵害受容性疼痛であり、その治療では主に非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal anti-infl ammatory drugs: NSAIDs)やアセトアミノフェンといった非オピオイド系鎮痛薬が使用される。NSAIDsは急性期に用いられることの多い抗炎症薬で、帯状疱疹以外の疾患でも多くの皮膚科医にとって馴染み深い薬剤である。NSAIDsは炎症の発現に関わるシクロオキシゲナーゼ(cyclooxygenase: COX)の活性を阻害することで抗炎症・鎮痛作用を発揮する。COXにはCOX-1とCOX-2の2種類があることが知られており、COX-1の活性阻害は胃潰瘍や腎機能障害の原因となる。実際、1997年の米国において、...