大腸内視鏡を用いて、大腸だけでなく小腸(回腸末端)までのステップ生検で得られた組織の遺伝子発現解析により、世界で初とみられる知見が論文発表された。進行大腸癌患者の正常大腸粘膜は健常者とは異なる遺伝子発現が観察されたことから、既に「未病状態」にある可能性が示されたという。論文は11月7日付のMolecular Cancer(2024; 23: 249)で全文閲覧できる。11月6日、研究グループの大阪大学がんゲノム情報学教授の谷内田真一氏、国立がん研究センター中央病院内視鏡科科長の斎藤豊氏がオンラインで記者会見を行った。(m3.com編集部・坂口恵)...
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