がんリハビリテーション体制、確立の歴史【時流◆がんと「闘う」から「生きる」へ/がんリハビリテーションの歴史編】
日本人の2人に1人が罹患するがん。治療の進歩でがんと共存する期間が延びるにつれ、新たな課題が出てきている。特に大きな問題の一つが、がん治療の過程で生じ得る運動機能やQOLの低下だ。国内では2006年のがん対策基本法の制定以来、がんのリハビリテーション診療の体制整備が進んでいる。【時流◆がんと「闘う」から「生きる」へ】、「がんリハビリテーションの歴史編」では、国内でがんのリハビリテーション診療の体制構築に関わってきた辻哲也氏(慶應義塾大学リハビリテーション医学教室教授)に、がんのリハビリテーション診療の歴史と現在の課題・展望を聞いた。第1回はがんリハビリテーション診療の体系化までの流れについて。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・坂口恵/2024年7月25日取材、全3回連載)...
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