小児アトピー性皮膚炎、早期診断と治療が重要な理由【時流◆アトピー性皮膚炎治療の今】
1990年代後半の「ステロイドバッシング」を機に、日本皮膚科学会による診療ガイドラインが作成され、アトピー性皮膚炎(AD)の適切な治療への理解が高まってきた。その間にもステロイド以外の治療選択肢が増え、最新治療のアップデートにも重点が置かれつつある。ADの多くは乳幼児期に発症すること、早期診断や治療によりアレルギーマーチが予防できる可能性が分かってきている。2月6日に東京都で開かれたメディアセミナー※に登壇した、皮膚科医の大塚篤司氏(近畿大学皮膚科学教室主任教授)と長尾みづほ氏(国立病院機構三重病院臨床研究部部長/アレルギーセンター)の解説による、小児のアトピー性皮膚炎治療の最前線について紹介する。(m3.com編集部・坂口恵)...
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