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足の診かた――扁平足

2023年12月11日  南山堂

第2章 足の診かた 愁訴からの診断 2 偏平足 思い浮かべるべき疾患 生理的外反扁平足、学童期以降も存続する外反扁平足(flexible flatfoot)、 足根骨癒合症、腓骨筋痙性扁平足(peroneal spastic flatfoot)、 尖足が距踵関節外反で代償された脳性麻痺、斜め距骨(oblique talus)、垂直距骨、 腓骨列形成不全、弛緩性麻痺(二分脊椎症など)による内外反の筋力不均衡 扁平足とは、立位・歩行時に土踏まずがべったりと接地する足の形態です。長く歩くと足部に痛みが出たり、疲れて歩けないという愁訴が問題となります。しかし、大部分の患児は特に困っておらず、他者に扁平足を指摘されたことで心配になり来院します。扁平足のほとんどは、後足部の外反を伴うため、外反扁平足とほぼ同義語と考えて差し支えありません。 診断へのプロセス STEP 1 足の形態をよく見る〔立位と歩行時の足の形態を時間をかけて視診〕 ほとんどの外反扁平足は病的ではない生理的なもの(図2-7)なので、それ以外の疾患を除外していくことが、診断のプロセスになります。 図2-7 運動発達過程でみられる生...