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「いつもと違う」意識障害と皮膚所見の危険なサイン

2023年9月7日  羊土社

●軽度の意識障害も軽視してはいけない! “普段と異なる”場合は要注意! ●皮膚所見を直視し危険なサインを見逃すな! (3)意識 100/JCS、E1V2M3/GCSなど重度の意識障害の場合には誰もがマズいと判断できますが、2/JCS、E3V5M6/GCSなど、意識障害が軽度の場合には重症度を見誤りがちです。なんだかおかしい、という1/JCSであっても、“意識障害あり”と判断し対応することをお勧めします。 普段から認知症のため見当識障害を認める患者さんが同程度の意識レベルであれば焦る必要はありませんが、普段は意識清明な方が見当識障害を認める場合や口数少なく返答が遅い場合には、きちんとプロブレムリストに意識障害をあげ対応する必要があります。高齢者だから年相応だろう、発熱しているためにぼーっとしているのだろうなどと決めつけてはいけません。 小児、特に乳幼児などでは意識の評価を正確に行うことが難しい場合もありますが、母親など家族からみて“普段と異なる”ようであれば意識障害ありと判断し緊急度、重症度が高いと考えるのがよいでしょう。小児の頭部外傷におけるCT 撮像の適応基準として有名なPECAR...