●見た目は重要、“なんだかマズそう”と思ったら焦ること! ●呼吸数は最も重要なバイタルサイン、患者の呼吸を真似して異変を早期にキャッチ! はじめに 救急外来や病棟で患者さんへ対応するときに大切なことはなんでしょうか。礼儀はもちろんのこと、相手の話に耳を傾け、寄り添った診療を…当たり前ですね。それと同時に緊急度や重症度を判断することも大切です。ショック患者を前にじっくり話を聞いている暇はありませんし、気道緊急に対して詳細な身体所見をとっている時間はありませんからね。 本稿では、患者さんがいかなる主訴であっても危険なサインを見逃すことがないよう、30秒以内に判断可能な全身状態・バイタルサインの評価のポイントをまとめます。これが自然とできるようになると、マルチタスクが必要な救急外来や急変対応も少しは余裕をもって行うことができるはずですよ。 なんだかマズそう、それってどこで判断するの? 患者さんをパッと見たときに、原因はわからずともなんだか重症そうだなと直感(gut feeling)的にビビッとくることってありますよね。直感だけでは、正確な診断精度は50%程度ですが、80%以上の確率で重症な患...
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