第11回 Th1・Th2サイトカインは織田信長の母衣衆のごとし(後編)
あまりに自己増大したサイトカインは、勝手に内乱を起こしたT細胞の使番のようなものです。サイトカインが乱れた病的状態では、そのサイトカインを標的にして治療するという戦略が有用です。つまり、反乱を起こした総大将のT細胞がどこにいるかが分からない状況でも、T細胞の指令を受けた母衣を背負った使番であるサイトカインを狙って狙撃することで、誤った本陣からの指令を断って、陣の統制を取ることができるわけです。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。