1. m3.comトップ
  2. 臨床ニュース
  3. 内視鏡外科技術認定試験の突破に適した症例選択

内視鏡外科技術認定試験の突破に適した症例選択

2023年5月12日  メジカルビュー社

序 文 「技術認定試験には魔物が潜んでいる」 かつてそう聞いた。どれほど上手くても落ちる。何度も受からない教授がいる。周りを見ていても、そう感じる。他の領域はともかく、大腸の技術認定試験の合格率は20~30%台前半ととても低い。一方で、毎年合格者を出す大学医局がある。ハイボリュームセンターがある。どういうことなのだろう。手技の上手い若手が集っているのか。上司の指導が素晴らしいのか。若手の執刀数が多いのか。すべてを否定するわけではないが、もっと重要な要素がある。とにかく「情報」があるのだ。受かりやすい症例、受かりやすい手技。助手やスコピストの選び方。この「情報」を、首都のハイボリュームセンターにかつて在籍し、多くの審査員外科医とも交流する機会に恵まれた筆者は豊富に入手することができた。そして卒後6年目に撮ったビデオで合格した。筆者が飛び抜けて器用なのではない。経験数は多めではあったが、群を抜いていたわけではない。ただ、「受かりやすい方法」を熟知していたのだ。...