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HIV予防に年1回のレナカパビル筋注が有望な結果、P1

2025年4月10日  Lancet

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)非感染者を対象に、HIV曝露前予防(PrEP)のための年1回投与するレナカパビル筋注製剤2種の薬物動態および安全性を第I相非盲検試験で検討。レナカパビル5000mg単回投与用の製剤1(5%w/wエタノール配合)および製剤2(10%w/wエタノール配合)を各20例に投与した。年2回レナカパビル皮下注の第III相試験(PURPOSE 1およびPURPOSE 2)の血漿濃度データを統合し、比較対象とした。 その結果、年1回筋注の最高血中濃度中央値[製剤1:247.0ng/mL(四分位範囲184.0-346.0)、製剤2:336.0ng/mL(同233.5-474.3)]は、年2回皮下注[67.3ng/mL(同46.8-91.4)]を上回った。52週終了時点のトラフ濃度(Ctrough)中央値は製剤1が57.0ng/mL(同49.9-72.4)、製剤2が65.6ng/mL(同41.8-87.1)で、年2回皮下注の26週終了時点でのCtrough中央値23.4ng/mL(同15.7-34.3)を上回った。1-365日の血中濃度時間曲線下面積(AUCdays 1-36...