ホルモン避妊薬は脳卒中/心筋梗塞リスク増加と関連
2025年3月9日
British Medical Journal
デンマーク居住の15-49歳の女性202万5691例を対象に、ホルモン避妊法と虚血性脳卒中および心筋梗塞リスクの関連を全国規模のリアルワールド前向きコホート研究で検討。2220万9697人年の追跡で虚血性脳卒中が4730件、心筋梗塞が2072件発生した。 10万人年当たり標準化発生率は、虚血性脳卒中では非使用群18(95%CI 18-19)、混合型経口避妊薬群39(同36-42)、プロゲスチン単剤ピル群33(同25-44)、子宮内避妊器具群23(同17-29)、心筋梗塞ではそれぞれ8(同8-9)、18(同16-20)、13(同8-19)、11(同7-16)だった。非使用に比べた混合型経口避妊薬使用と関連する調整後発生率比は、虚血性脳卒中2.0(95%CI 1.9-2.2、10万人年当たり増加件数21件、18-24)、心筋梗塞2.0(同1.7-2.2、10件、7-12)、プロゲスチン単剤ピルでは1.6(同1.3-2.0、15件、6-24)、1.5(同1.1-2.1、4件、-1-9)だった。動脈血栓リスクは複合膣リング(combined vaginal ring、調整後発生率比:虚血性脳卒...
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