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タクシー/救急車の運転手はADによる死亡率が低い

2024年12月23日  British Medical Journal

空間情報およびナビゲーション処理が必要とされることが多いタクシーまたは救急車の運転手だった18歳以上の故人を対象に、アルツハイマー病による死亡率を住民対象横断的研究で検討。他の職種441種類と比較した。職業とひも付けた米国National Vital Statistics Systemの死亡証明書を用いて評価した。 その結果、アルツハイマー病による死亡率は、職業情報がある死亡者全体では3.88%(34万8328/897万2221例)、タクシー運転手では1.03%(171/1万6658例)、救急車の運転手では0.74%(10/1348例)だった。調整後のアルツハイマー病による死亡率は、検討した全ての職業の中でタクシー(1.03%、95%CI 0.87-1.18)および救急車(0.91%、同0.35-1.48)の運転手が最も低かった。このような傾向は、即時の空間情報およびナビゲーション処理に頼ることが少ない他の交通関連の職業、または他の種類の認知症では認められなかった。...