進行子宮内膜がんに初回治療Len+Pembro対ケモ
2024年12月23日
Journal of Clinical Oncology
進行子宮内膜がん患者842例を対象に、初回治療としてのレンバチニブ+ペムブロリズマブ(Len+Pembro)併用療法を化学療法と比較し、併用療法の非劣性を第3相無作為化非盲検試験で検討した(Trial-en9/LEAP-001試験)。患者を両群に均等に割り付け、無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)を主要評価項目とし、ミスマッチ修復能正常(pMMR)患者集団と全患者集団で比較解析した。 その結果、最終解析時のPFS中央値(95%CI)は、pMMR集団ではLen+Pembro群9.6カ月(8.2-11.9)、化学療法群10.2カ月(8.4-10.5)で(ハザード比0.99、95%CI 0.82-1.21)、全患者集団ではそれぞれ12.5カ月(10.3-15.1)vs. 10.2カ月(8.4-10.4)だった(同0.91、0.76-1.09、記述的解析)。OS中央値(95%CI)は、pMMR患者集団ではLen+Pembro群 30.9カ月(25.4-37.7)、化学療法群29.4カ月(26.2-35.4)で(同1.02、0.83-1.26、非劣性のP=0.246)、全患者集団では37...
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