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医師のワーク・コントロール不良はバーンアウトと関連

2024年12月18日  Annals of Internal Medicine

米国の医師を対象に、ワーク・コントロールとバーンアウトおよびキャリア志向との関連を横断的多施設共同研究で検討。ワーク・コントロールに関する多項目評価尺度、Mini-Z単項目バーンアウト尺度、臨床時間短縮志向(ITR)、現臨床現場からの離職の意思を評価した。 その結果、適切にコントロールできているという回答が得られたのは、受け持ち患者数に対して61.4%、臨床チームに対して60.6%、仕事量に対して61.3%、スタッフの雇用に対して49.0%、臨床スケジュールに対して74.6%だった。調整後の多変量解析では、受け持ち患者数、チーム構成、臨床スケジュール、医師が責任を追う領域、および仕事量に対するコントロール不良とバーンアウトに独立した関連が認められた。受け持ち患者数および仕事量に対するコントロール不良は、ITRとも独立した関連が認められた。...