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子宮内膜症/筋腫患者は早期死亡の長期リスク高い

2024年12月14日  British Medical Journal

米国の看護師健康調査IIに参加した25-42歳の女性11万91例を対象に、子宮内膜症および子宮筋腫が早期死亡(70歳未満)の長期リスクに及ぼす影響を前向きコホート研究で検討。299万4354人年(1例当たり27.2年)の追跡期間中に4356例の早期死亡が記録された。 その結果、子宮内膜症のある女性とない女性の全原因による早期死亡の粗発生率は、1000人年当たり2.01、1.40だった。年齢調整モデルでは子宮内膜症が早期死亡のハザード比1.19(95%CI 1.09-1.30)と関連し、行動因子を含む潜在的交絡因子で調整したモデルではこの関連が強まった(ハザード比1.31、95%CI 1.20-1.44)。子宮筋腫は全原因による早期死亡と関連しなかったが(同1.03、0.95-1.11)、原因別死亡率の解析では婦人科系臓器の悪性腫瘍による死亡リスク上昇と関連した(同2.32、1.59-3.40)。子宮内膜症と子宮筋腫の両方を報告した女性は、全原因による早期死亡のリスクが高かった。...