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14日間以内のOPATはミッドラインカテーテルでも安全

2024年12月8日  JAMA Internal Medicine

外来静注抗菌薬療法(OPAT)施行患者2824例(男性53.5%、年齢中央値66.8歳)を対象に、ミッドラインカテーテル(MC)と末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)による転帰を後ろ向きコホート研究で比較。主要評価項目は、重大デバイス合併症(カテーテル関連血流感染またはカテーテル関連静脈血栓塞栓症)とした。 その結果、留置期間中央値はMC群12日、PICC群19日だった(P<0.001)。重大デバイス合併症発生率は全体で1.6%、そのうちMC群は0.8%、PICC群は3.4%で(P<0.001)、MCはPICCよりも重大合併症リスクが低かった(調整後ハザード比0.46、95%CI 0.23-0.91)。軽度合併症(MC群10.3% vs. PICC群13.8%、調整後ハザード比1.07、0.83-1.38)およびデバイス失敗(9.6% vs. 12.1%、同1.26、0.96-1.65)のリスクは両群同等だった。留置期間が14日以下の患者で、MCはPICCよりも重大合併症リスク低下と関連したが(0.9% vs. 5.3%、同0.29、0.12-0.68)、失敗リスクは同等だった(1...