前立腺がん(PCA)予防臨床試験2件のデータとメディケア請求記録を用いて、前立腺摘除術または放射線治療を受けたPCA治療患者(2万9169例、time-at-risk initiation平均68.7歳)の長期治療に関連する有害作用リスクをコホート研究で無治療対照者と比較。主要評価項目は、メディケア請求記録から特定した潜在的PCA治療関連の合併症10種と規定した。 その結果、泌尿器または性的合併症の12年ハザードリスクは、無治療群と比較して前立腺摘除術群で7.23倍(95%CI 5.96-8.78、P<0.001)、放射線治療群で2.76倍(2.26-3.37、P<0.001)だった。無治療群と比較して、放射線治療群は膀胱がんのハザードリスクが約3倍(ハザード比2.78、95%CI 1.92-4.02、P<0.001)、放射線膀胱炎(同131.47、52.48-329.35、P<0.001)および放射線直腸炎(同87.91、48.12-160.61、P<0.001)を含む放射線特異的転帰のハザードリスクが約100倍だった。治療関連合併症10種のうちいずれか1種の1000人年当たり発生率...
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