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再発/難治性骨肉腫にレンバチニブ上乗せの効果は

2024年11月26日  JAMA Oncology

全身療法歴がある再発/難治性骨肉腫の小児および若年成人患者(年齢中央値15.0歳、範囲2-25歳、男性56.8%)を対象に、イホスファミド+エトポシド(IE)療法へのレンバチニブ(LEN)の上乗せ効果を第II相非盲検無作為化試験(OLIE試験)で検討。主要評価項目は、固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン第1.1版(RECIST 1.1)に基づく独立画像判定による無増悪生存期間(PFS)とした。Kaplan-Meier法でPFSの分布を推定し、層別ログランク検定による片側有意性の閾値は0.025に設定した。 その結果、PFS中央値はLEN-IE群6.5カ月(95%CI 5.7-8.2)、IE群5.5カ月(同2.9-6.5)で(ハザード比0.54、95%CI 0.27-1.08、片側P=0.04)、4カ月時のPFS率はLEN-IE群76.3%(95%CI 59.3-86.9)、IE群66.0%(同47.7-79.2)だった。全生存期間中央値はLEN-IE群11.9カ月(同10.1-推定不能)、IE群17.4カ月(同14.2-推定不能)だった(ハザード比1.28、95%CI 0.60...