劣性栄養障害型表皮水疱症へのプレガバリンで症状軽減
劣性栄養障害型表皮水疱症の患者10例を対象に、神経障害性疼痛およびそう痒に対するプレガバリンの有効性を無作為化二重盲検クロスオーバー試験で検討。患者6例をプレガバリン-プラセボの順で投与するグループ1に、4例をプラセボ-プレガバリンの順で投与するグループ2に割り付けた。VASを用いて、介入前と介入後の疼痛およびそう痒の平均スコアの差を測定し、プレガバリンとプラセボで効果を比較した。 その結果、平均疼痛スコアは、プレガバリンではベースラインに比べて1.9点有意に低下したのに対し、プラセボによる低下は0.1点だった。そう痒は、プレガバリンによりベースラインから軽度だが有意に軽減した(平均0.9点)が、プラセボでは軽減しなかった(平均0.1点)。平均投与量のプレガバリンは、一般的に忍容性が良好だった。...
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