局所進行子宮頸がん、導入化学療法上乗せで生存率改善
局所進行子宮頸がん患者500例を対象に、化学放射線療法への導入化学療法の上乗せ効果を第III相無作為化試験で検討(INTERLACE試験)。標準化学放射線療法(シスプラチン週1回5週間投与と外照射療法+小線源療法)単独群または導入化学療法(カルボプラチンとパクリタキセルを週1回6週間投与)の後に標準化学放射線療法を実施する群に1対1の比率で割り付けた。主要評価項目はintention-to-treat集団の無増悪生存(PFS)および全生存(OS)とした。 その結果、中央値67カ月の追跡で、5年PFS率は導入化学療法+化学放射線療法群72%、化学放射線療法単独群64%だった(ハザード比0.65、95%CI 0.46-0.91、P=0.013)。5年OS率はそれぞれ80%、72%だった(同0.60、0.40-0.91、P=0.015)。グレード3以上の有害事象が250例中147例(59%)および250例中120例(48%)で報告された。...
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