スウェーデン・ストックホルムの3次医療機関2施設で、陣痛誘発を予定している女性874例を対象に、適応外のミソプロストール経口液剤が承認済みのミソプロストール経口錠剤と比較して24時間以内の経腟分娩に有効かどうかを、前向き無作為化非劣性非盲検、盲検化エンドポイント評価試験で検討(MISOBEST試験)。女性を1対1の比率で介入群(ミソプロストール25μg経口液剤)または対照群(ミソプロストール25μg経口錠剤)に無作為化割り付けし、2時間ごとに最大8回投与した。主要評価項目は24時間以内の経腟分娩とした(非劣性マージン5%ポイント)。 その結果、介入群の207例(47.4%)と対照群の192例(43.9%)で24時間以内に経腟分娩が行われ、絶対リスク差3.4%(95%CI -3.2-10.0%)で非劣性が確認された。介入群の方が対照群よりも、陣痛活動期に達するための必要量が少なかった(5.7 vs. 6.1、P=0.007)。他の副次または安全性評価項目に有意差はなかった。...
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