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腎移植へのアクセスに患者と透析施設職員の比率が影響

2024年11月16日  Journal of the American Medical Association

思春期・若年成人(12-30歳)の透析患者5万4141例(年齢中央値25歳、男性54.4%)を対象に、透析施設職員に対する患者の比率と腎移植へのアクセスとの関連を後ろ向きコホート研究で検討。看護師またはソーシャルワーカーとの比率と、腎移植の待機リスト登録および実施を評価した。 その結果、施設職員と患者の比率中央値は、看護師と患者が14.4、ソーシャルワーカーと患者が91.0だった。追跡期間中央値2.6年で、患者の39.9%(2万1598例)が腎移植を受けた。調整後の解析では、看護師と患者の比率最高四分位では、最低四分位に比べ移植実施率が14%低かった(サブハザード比0.86、95%CI 0.82-0.91)。ソーシャルワーカーと患者の比率最高四分位では、最低四分位に比べ待機リスト登録率(同0.95、0.91-0.99)および移植実施率(同0.85、0.81-0.89)が低かった。...