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網膜芽細胞腫術後CEV療法、3サイクルが6サイクルに非劣性

2024年11月14日  Journal of the American Medical Association

中国の2施設で、眼球摘出をした高リスクの片側性網膜芽細胞腫187例(月齢中央値25.0カ月、女児44.4%)を対象に、3サイクルの術後CEV(カルボプラチン、エトポシド、ビンクリスチン)化学療法が6サイクルのCEV療法に対して非劣性かどうかを無作為化非盲検非劣性試験で検討。高リスクの病理学的特徴(著しい脈絡膜浸潤、視神経篩板後部の浸潤、または強膜浸潤)を有する患者を組み入れ、3サイクル群(94例)または6サイクル群(93例)に無作為化割り付けした。主要評価項目は無病生存とし、非劣性マージンを12%とした。 その結果、追跡期間中央値79.0カ月で、5年無病生存率は3サイクル群が90.4%、6サイクル群が89.2%で(差1.2%、95%CI -7.5-9.8%)、非劣性の基準を満たした(非劣性のP=0.003)。6サイクル群の方が3サイクル群と比較して、有害事象の発現頻度が高く、QOLスコアの低下が大きく、費用が高額だった。...