RRMMにcilta-cel CAR-T療法の安全性と有効性は
米国の16施設で、再発/難治性多発性骨髄腫(RRMM)に対して標準治療として実施されたCAR-T療法ciltacabtagene autoleucel(cilta-cel)の結果報告。2022年3月1日から12月31日の間に、cilta-cel製造のために白血球除去を受けたRRMM患者255例を組み入れた。 白血球除去を受けた患者の56%はCARTITUDE-1試験の適格基準を満たさなかった。最初の試行および全体での製造失敗率はそれぞれ6%と1%だった。236例(92.5%)がcilta-celを投与され、最良総合評価と完全奏功以上の効果の割合はそれぞれ89%と70%だった。236例のうち、サイトカイン放出症候群が75%(グレード3以上5%)、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群が14%(同4%)、遅発性の神経毒性が10%に認められた。無再発死亡率は10%で、感染が最も高頻度だった。CAR-Tから追跡期間中央値の13カ月後に、無増悪生存期間中央値に到達せず、12カ月の推定値は68%(95%CI 62-74%)だった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。